勝負服あれこれ ③
初期衝動の勢いに任せて、準備も展望もないままにスタートしてしまった今回の短期シリーズ(笑)。落としどころはもう決まっているのですが、さて上手く落ちますか…ひとつ前のエントリーなんて、もうちょっと言いたいことまとめろよ…と反省しています。でもこのまま走りきるしかありませんので、見苦しい点はなにとぞご容赦願います。
さて、これまでヨーロッパの服色について述べてきましたが、今度は「Silks」。アメリカの勝負服について…なんですが、どうもアメリカのオーナーさんたちのセンスというか、感覚はちょっと苦手なものが多いです。まあ、国旗があんなデザインのお国ですから(笑)。僕の勝手なイメージですと、ヨーロッパでは「紋章」なのですが、アメリカだと「ユニフォーム」。古くからあるメジャーリーグ・ベースボール・チームのユニフォームには渋めのデザインのものがわり多く見つけられるのに対して、派手なデザインのチームのものもたくさんあります。アメリカン・フットボールとなるとなおさらですね。そんな感じでしょうか。
ヨーロッパ諸国や日本の勝負服には、色や模様のパターンがあらかじめ決まっていて、その組合せで服色登録しますが、アメリカの場合はそのあたりの制約が(たぶん)殆んどありません。金色とか銀色とかの光る色は、さすがにダメだろうと思いますが、けっこう何でもあり…の状態です。アメリカの競馬は日本のJRAのように全国的に競馬を統括する機関がありませんから、それぞれの州にある競馬機関によって独自に免許が交付されたり、施行規定が定められているので、服色の登録規定もそれぞれにまちまちなのかもしれません。
もっとも、我が国も大正時代から昭和にかけての、いわゆる「公認競馬」の時代は、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・日本レース(横浜)・京都・阪神・小倉・宮崎の11競馬倶楽部がそれぞれに競馬を管理、施行していましたので、その当時は服色登録も各々の倶楽部でまちまちとなり、「富士山」をモチーフにした勝負服なんかもあったそうです。
そんなアメリカンな勝負服の中で、僕のお気に入りの勝負服は、リズンスターのオーナーのもの。なんでもありを逆手にとった、とても面白いデザインでした。
1988年米二冠馬(プリークネスS、ベルモントS勝ち)で、アンドゥオール(2004年マーチステークス、東海ステークス勝ち)の母スターバレリーナ(1993年ローズS勝ち、同年エリザベス女王杯1番人気)の父であるリズンスター(Risen Star)の勝負服には、可愛い黒猫のイラストが描かれていました。画像を探しても見つかりませんでしたが…その当時、猫好きなQuinaは、ジョッキーの背中で青い目の黒猫が背中を丸めているのを見て、思わずやられてしまった記憶があります。リズンスターは、ブライアンズタイムやフォーティナイナーと同期でしたね。今度「優駿」で当時の写真を探してみましょう。
僕の敬愛する音楽家で、MY三大「B」アーティストのひとり、バート・バカラック(ちなみにあと二人の「B」はザ・ビートルズとデビッド・ボウイ)は馬主としても有名で、種牡馬として輸入されたソウルオブザマター(第1回ドバイワールドカップでシガーの2着)を所有していましたが、同氏の勝負服は五線に音符のデザインという、いかにも「らしい」ものだったと思います。
まとまりのないシリーズ…続きます。











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